東京の紅葉の名所の一つの明治神宮外苑の銀杏並木は,真ん中に二車線の車道がありその両側にあるそれぞれの歩道の両側に銀杏が植えられているので結局全体で4列の並木となっている。大正15年(1926年)のゆったりとした設計は,現在の多数の見物客をなんとかさばいている。
どういうわけか,毎年,この並木が黄ばむのは絵画館側が先で,青山通りに面した4本はずっと緑のままである。しかし,今年は11月末にはこれまで周りに抵抗し続けていた玄関口の4本の銀杏ももうすっかり色づいている。一方,奥の銀杏並木の大半は葉を落とし,青空に向かって枯れた樹頂を突き出している。近年は,この外苑銀杏並木は,11月半ばから12月10日ころまでがピークだったが,今年は,早く終わってしまった。
夏に,二つの台風が,四国と本州,北海道に上陸したが,かつてのように上陸台風は多くはなく,台風の大多数は,フィリピンや中国方面に行ってしまった。しかし,八丈島など伊豆諸島を同じコースをとって連続して襲い,大きな被害をもたらした台風もあった。これも変調かもしれない。そういえば,東京都知事は八丈島を訪れたのだろうか。
7年間続いた黒潮の大蛇行は,今年の5月に終わった。この大蛇行が終わると暑い夏は終わるのではないかという期待もあったが,猛暑はますます強まった。しかし,秋刀魚が久しぶりの豊漁で,身に厚みがあった。どうやら今年は暖冬ではないらしい。
9月の国連総会の演説でトランプ米国大統領は,地球温暖化「起きていない」と言い,「これは『史上最大の詐欺』だ」と述べた。こうした認識の大統領を支持する人々が多いことには驚くしかない。地球温暖化は,ただ平均気温が上がるという一方向に向かっているわけではないらしい。